フィクションの宴

プライムビデオで視聴可能な映画を中心に、評価・紹介していきます。最下部にのみネタバレを含む感想を記載しています。

【偏見的評価で69点】映画:リンカーン弁護士

「無実を見抜けないこと」

「気づかないことが怖かった」

「でもいま怖いのは」

「悪だ」

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監督:ブラッド・ファーマン

日本公開:2012年7月

 

役名ー役者

ミック・ハラー(マシュー・マコノヒー

弁護士。

「最低なのは検事と」

「手伝った警官だ」

「司法制度とはそんなもんじゃないだろ」

 

マギー・マクファーソン(マリサ・トメイ

ミックの元妻。検事。

 

ルイス・ルーレ(ライアン・フィリップ

不動産会社社長の息子。

娼婦を暴行した罪で起訴されるが、無実を訴え、ミックに弁護を依頼する。 

 

点数:69点

映画の出来の良さを評価するものではなく、あくまで筆者の好みかどうかの指標。

あしからず。

ストーリー:8/10点

感情移入:12/20点

没入感:8/10点

感動:2/10点

渋いおじさん:10/10点

美女:5/10点

あとあじ:8/10点

繰り返し観たいか:7/10点

amazon評価:9/10点(☆の数×2を四捨五入)

 

以下、評価項目ごとの解説。
ネタバレ無しです。

ストーリー:8/10点

ルイスは金銭狙いで娼婦に嵌められたと主張する。

しかし、調査を進める内に、ミックが過去に担当した殺人事件の真犯人がルイスである可能性が浮上する。

(若干ネタバレかとも思うが、ここまではアマゾンプライムの紹介文にも記載されているので容認してほしい。)

 

感情移入:12/20点

ミックは麻薬の常習犯や密売人も弁護するし、報道カメラマンとグルで依頼主から金銭をだまし取るなど、狡猾な部分を持つ。

今回の裁判に関しても、正義のためとか信念で動いたようには感じられず、身の危険から自分と家族を守っただけ、精神衛生を守っただけのように思われる。

降りかかった火の粉を払っただけ。

スタイリッシュで知的なミックはめちゃくちゃ恰好良いのだが、感情移入は難しい。

検事の元妻がおり、娘に愛情を注いでいるなど、人間関係だけでその人物の人となりを描写する感じは上手だと思う。

 

没入感:8/10点

ミックとルイスのやり取りはほとんどアドリブで行ったらしく、真に迫る演技だった。

ルイスの罪を告発したいのだが、弁護士と依頼者との守秘義務があるため行動できないジレンマが面白い。

 

感動:2/10点

無い。

 

渋いおじさん:10/10点

マシュー・マコノヒー

「ボスの免停が終わっても雇ってもらえます?」

「もうとっくに終わってる」

みたいなセリフがいちいち恰好良い。

 

美女:5/10点

マリサ・トメイ 。

あまりタイプじゃあない。

 

あとあじ:8/10点 

マシュー・マコノヒーらしさがあり、

ミック・ハラーらしさもある。

良いラスト。

 

繰り返し観たいか:7/10点

 

amazon評価:9/10点(☆の数×2を四捨五入)

 

合計69点。

 

2021年3月15日の時点でプライムビデオで視聴可能です。

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