【偏見的評価で62点】映画:交渉人
「バスが走り去っていく」
「“無茶”を乗せてね」
監督:F・ゲイリー・グレイ
日本公開:1999年7月
ダニー・ローマン(サミュエル・L・ジャクソン)
優秀な交渉人。
自分の命を危険に晒してでも犯人の説得を試みる人物。
相棒殺しの汚名を着せられ、やむを得ず人質を取り立てこもる。
「クリス・セイビアンを呼べ」
「彼としか話さない」
クリス・セイビアン(ケヴィン・スペイシー)
ダニーに呼ばれた交渉人。
殺人犯は説得できても、妻と子は説得できないとボヤく。
ダニーが交渉人に選んだ理由は、
「相棒は"犯人は同じ署の人間で、良く知った仲間かもせれない“と言った」
「君は違う」
映画の出来の良さを評価するものではなく、あくまで筆者の好みかどうかの指標。
あしからず。
設定:7/10点
展開:6/10点
没入感:7/10点
感動:2/10点
渋いおじさん:6/10点
美女:1/10点
あとあじ:19/20点
繰り返し観たいか:5/10点
amazon評価:9/10点(☆の数×2を四捨五入)
ネタバレ無しです。
設定:7/10点
部隊や公証人の手の内を知り尽くしたダニーと、
他所の管轄から呼ばれてきた公証人・クリス。
二人の駆け引きが面白い。
危険な職業のダニーを心配する妻に、
「バスが走り去っていく」
「“無茶”を乗せてね」
とかなんとか言ったすぐ後の立て籠もりである。
おいたわしや。
展開:6/10点
舞台は立て籠もった部屋から殆ど移動しない。
その中で、少しずつ真相に迫っていく様子は見ていて面白い。
没入感:7/10点
警察署内でもダニーに同情的な人物や、積極的に射殺しようとする人物などが入り混じっており、誰が味方なのか最後まで分からなかった。
見始めた印象とは違い、なかなかスリリングな展開が続く。
交渉人も当然味方ではないわけで、孤立無援な状況が緊張感を生んでいる。
感動:2/10点
立てこもるダニーと、残された妻。
それなりに感動できる要素はあったんだけれど、どうして感動できなかったんだろう。
親子の設定の方が良かったんだろうか。
妻に好感が持てなかったからだろうか。
不思議。
渋いおじさん:6/10点
良い演技をするよね。
残念ながら署内の人達はポンコツしか出てこないので評価外。
美女:1/10点
人質の女性くらいは、もう少し美人を起用しても良かったんじゃない?
あとあじ:19/20点
後味に高得点を付けた時点で展開が予想できてしまうのは、問題だなあと最近考える。
だけど、映画の冒頭でダニーの優秀な人物像が描かれるので、バットエンドにはならないだろうと、この時点で予想できるはず。
繰り返し観たいか:5/10点
良い作品だけど、余韻とか感慨深さとかは感じない。
嫌いじゃないけど、繰り返し観る映画でもない。
amazon評価:9/10点(☆の数×2を四捨五入)
20年前の映画であることを考慮すれば優秀な作品だと思う。
合計62点。
2021年1月26日の時点でプライムビデオで視聴可能です。