【偏見的評価で75点】映画：メメント
「サミーを忘れるな」
監督：クリストファー・ノーラン
日本公開日：2001年11月
役名ー役者
レナード・シェルビー（ガイ・ピアース）
ナタリー（キャリー＝アン・モス）
テディ（ジョー・パントリアーノ）
あらすじ
10分しか記憶が持続しない男が主人公。
メモを残しながら、妻を殺した犯人を追う。
点数：75点
映画の出来の良さを評価するものではなく、あくまで筆者の好みかどうかの指標。あしからず。
ストーリー：8／10点
感情移入：16／20点
没入感：9／10点
感動：4／10点
渋いおじさん：6／10点
美女：7／10点
あとあじ：7／10点
繰り返し観たいか：10／10点
amazon評価：8／10点（☆の数×２を四捨五入）
以下、評価項目ごとの解説。
ネタバレ無しです。
ネタバレ無しです。
ストーリー：8／10点
時系列の逆から物語を追っていく。
もちろん巻き戻しを見させられるのではなく、10分ごとに遡っていく。
11:50~12:00 → 11:40~11:49 → 11:30~11:39 → 11:20~11:29
という感じ。
これによって何が起こるか。
12:00時点で主人公は11:49の記憶を失っている。→過去に何が起きたか分からない。
12:00時点で視聴者は11:49の映像を見ていない。→過去に何が起きたか分からない。
つまり、記憶喪失の主人公と完全に同じ体験ができる。
この体験はメメントでしか味わえないと思う。
ふと気づいたら、主人公は走ってる。
並走して知らない男も走ってる。
自分は追いかけてるのか、起きかけられているのか？
慌てる主人公、視聴者もドキッとする。
後、１０分前のシーンが映し出されて理由が分かる。（視聴者は）
このように
なんでこんな事が起きてるの？→実は過去に・・・
なんでこの知らない人はこんな事を言ってくるの？→実は・・・
１つずつ謎解きながら話が進んでいく。
こうして、最後に時系列の最初の地点を見させられ・・・
ここで物語の真相が判明する。
写真を撮ったり、重要なことは体に入れ墨を彫ったりしながら調査を進めていく方法も、おもしろい。
感情移入：16／20点
この映画ほど記憶喪失を追体験できる映画は無いと思う。
私は主人公と同じように、メモを取りながら視聴した。
というかそうしないと映画に付いていけなかった。
より一層感情移入できるのでおすすめ。
没入感：9／10点
時系列を頭の中で整理しながら観る必要があるため、集中していないと、いまいち流れが把握できない。
感動：4／10点
視聴中は良いシーンはある。
しかし、
視聴後に感動シーンなんて無かったんだと気づく。
渋いおじさん：6／10点
美女：7／10点
間違いなくべっぴんさん。
作中ではあまり魅力的では無いかも。
あとあじ：7／20点
後味の悪さは感じない。
レナードがそれで良しとしてるからか。
映画の演出によるものか。
繰り返し観たいか：10／10点
観たら観た回数だけ発見がある。
amazon評価：8／10点（☆の数×２を四捨五入）
合計75点。
2021/1/18時点でプライムビデオで視聴可能です。
