フィクションの宴

プライムビデオで視聴可能な映画を中心に、評価・紹介していきます。最下部にのみネタバレを含む感想を記載しています。

【偏見的評価で55点】映画:ループ-時に囚われた男

「違う」

「だから抜け出せない」

「終わりにしよう」

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監督:イシュティ・マダラース

公開:2016年

 

役名ー役者

アダム(デーネシュ・サーラズ)

彼女と共に麻薬密売に関与している。

録画し続けていたビデオテープに自分が射殺される場面が映っていたことから、時間がループしていることに気づく。

 

アンナ(ドリナ・マルティノヴィッチュ)

アダムの恋人。妊娠が発覚する。

 

デジュー(ジョルト・アンガー)

麻薬密売を取り締まるボス。

アダムの裏切りに激怒し、アダムを殺害するため、つけ狙う。

 

点数:55点

 映画の出来の良さを評価するものではなく、あくまで筆者の好みかどうかの指標。

あしからず。

設定:7/10点

展開:7/10点

没入感:5/10点

感動:1/10点

渋いおじさん:4/10点

美女:6/10点

あとあじ:14/20点

繰り返し観たいか:5/10点

amazon評価:7/10点(☆の数×2を四捨五入)

 

以下、評価項目ごとの解説。
ネタバレ無しです。

設定:7/10点

一風変わったループもの。ハンガリーの映画。

 同じ時間をループするのだが、ループした先にも前回ループした自分が存在する。

ただし、前回の自分に今回の自分が接触したりもするので、この辺りの設定の緻密さは謎。

車に轢かれたり、殴られたりして弾き飛ばされるシーンが大げさで、コントを見ているような気分になる。

 

展開:7/10点

自分自身の死、彼女の死。

これらを繰り返すことで、彼女の大切さに気付き、何とか彼女を救った上でループから脱出しようと試みる。

設定は分かりづらいが、ストーリーとしてはデジューから逃げ切ることだけが目的で、単純であるため、気楽に視聴すれば良いと思う。

 

没入感:5/10点

冒頭、彼女に中絶を勧める主人公。

ガソリン少ないぞと忠告されたのにガス欠を起こしたり、知能の低そうな主人公。

全く感情移入できない。

漂うB級感。

ちょっと興味を失った。

ただし、設定はなかなか面白いので、なんとか最後まで視聴できた。

 

感動:1/10点

それぞれの登場人物に全く感情移入できないため、彼らが死のうが生きようが、どーでも良い。

あまり感動できなかった。 

 

渋いおじさん:4/10点

アダムは上記の通りの設定。見た目も冴えない。

複数存在するアダムを見て困惑するデジューに同情。

 

美女:6/10点

アンナ(ドリナ・マルティノヴィッチュ) 

まあまあ綺麗。

 

あとあじ:14/20点

終わり方は嫌いでは無い。

だけれど、若干チープに感じる映像と、全く感情移入できない登場人物達のせいで、ラストを見た時の衝撃はあまり感じなかった。

 

繰り返し観たいか:5/10点

必ず2度見たくなる!

との触れ込みだが、1度で十分かな。

緻密に設定が練りこまれていて、再度視聴したら新たな発見がある。

とかでは無い。

 

amazon評価:7/10点(☆の数×2を四捨五入)

 

合計55点。

 

2021年2月27日の時点でプライムビデオで視聴可能です。

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