フィクションの宴

プライムビデオで視聴可能な映画を中心に、評価・紹介していきます。最下部にのみネタバレを含む感想を記載しています。

【偏見的評価で59点】映画:シャザム

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監督:デヴィッド・F・サンドバーグ

日本公開:2019年4月

 

役名ー役者

ビリー・バットソン(アッシャー・エンジェル)

シャザム(ザッカリー・リーヴァイ)

Dr.サデウス・シヴァナ(マーク・ストロング

 

点数:59点

映画の出来の良さを評価するものではなく、あくまで筆者の好みかどうかの指標。

あしからず。

ストーリー:7/10点

感情移入:6/20点

没入感:7/10点

感動:6/10点

渋いおじさん:8/10点

美女:4/10点

あとあじ:9/10点

繰り返し観たいか:4/10点

amazon評価:8/10点(☆の数×2を四捨五入)

 

評価項目ごとのコメント。ネタバレ無し。

ストーリー:7/10点

シャザムとは、とある魔術師の名前。

悪魔たちを封印した魔術師が何十年もの間、後継者を探していた。

そんなある日、魔術師に選ばれたのが14歳の少年である主人公。

断る暇もなく魔術を教わった少年が「シャザム」と叫ぶと、ムキムキのスーパーマン(推定年齢35歳)に変身していた。

その傍ら、かつて魔術師から後継者になることを否定された少年は、独自に魔術の研究を進め、悪の能力を手にしようとしていた。

 

感情移入:6/20点

主人公に個性を感じられなかった。

故に、ヒーローに変身した際に、心は少年であることや、14歳の少年が戦っているんだ、という意識を持てなかった。

陽気なおじさんが戦っているようにしか感じられなかった。

そこがこの作品の一番の敗因。

主人公は、メイジー・ウィリアムズみたいな、可愛らしい顔をしているし、なんやかんやで孤児になった背景などあるのだが、なんだか印象が薄い。 

また、変身後、真っ当な大人との絡みもないため、「中身は子供」という一番アピールポイントが表現できていない。

クロスオーバー作品で、他のヒーローとの絡みを見れたら、楽しくなりそうな気がする。

  

没入感:8/10点

映像はそこそこ迫力があるが、中身は子供なので、バチバチの殴り合いとかは、あまり見れない。

逃げ回ってばかりな印象

せっかく手から雷が出せたりするんだから、その辺りを活かした戦いも見てみたかった。

ギャグシーンはクスッと笑える感じで好き。

 

感動:6/10点

臭っい展開だし、非常にありきたりな演出なのだが、ちょっと感動してしまった。

悔しい。

 

渋いおじさん:8/10点

敵役のマークストロング。すごく好き。

インテリジェンスなビシッとした役でしか見たことなかったので、

こんな良い意味でちょっとアホな役もしているんだと感心した。

 

美女:4/10点

あえて言うなら、里親のお母さんがちょっぴりエロい。

ちょっぴりね。

 

あとあじ:9/10点

敵から逃げる場面が多々あるのだか、ちゃんと撤退できていて偉いな、と思っていたのでラストの「もう僕は逃げない」みたいなセリフにピンとこなかった。

里親から度々脱走していたことも、母親が存命であることを考えれば、真っ当だと思う。

 

繰り返し観たいか:4/10点

割と楽しかったんだけど1度で十分かな。

 

amazon評価:8/10点(☆の数×2を四捨五入)

 

合計59点。

 

ネタバレ含む感想。見視聴の方はご注意ください。

 

最後、兄弟全員で戦う設定が好みじゃあなかった。

誰がどれなのかも判断つかん。

そしてもう一つ腑に落ちないのは、いじめっ子2人の処遇。

もっとひどい目にあって、スカッとするシーンを期待した。

アクアマンを見た時も感じたけれど、マーベルの映画と比べると、大分、対象年齢が低く感じる。

 

2021年5月21日の時点でプライムビデオで視聴可能です。

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