【偏見的評価で59点】映画:シャザム
日本公開:2019年4月
ビリー・バットソン(アッシャー・エンジェル)
シャザム(ザッカリー・リーヴァイ)
映画の出来の良さを評価するものではなく、あくまで筆者の好みかどうかの指標。
あしからず。
ストーリー:7/10点
感情移入:6/20点
没入感:7/10点
感動:6/10点
渋いおじさん:8/10点
美女:4/10点
あとあじ:9/10点
繰り返し観たいか:4/10点
amazon評価:8/10点(☆の数×2を四捨五入)
ストーリー:7/10点
シャザムとは、とある魔術師の名前。
悪魔たちを封印した魔術師が何十年もの間、後継者を探していた。
そんなある日、魔術師に選ばれたのが14歳の少年である主人公。
断る暇もなく魔術を教わった少年が「シャザム」と叫ぶと、ムキムキのスーパーマン(推定年齢35歳)に変身していた。
その傍ら、かつて魔術師から後継者になることを否定された少年は、独自に魔術の研究を進め、悪の能力を手にしようとしていた。
感情移入:6/20点
主人公に個性を感じられなかった。
故に、ヒーローに変身した際に、心は少年であることや、14歳の少年が戦っているんだ、という意識を持てなかった。
陽気なおじさんが戦っているようにしか感じられなかった。
そこがこの作品の一番の敗因。
主人公は、メイジー・ウィリアムズみたいな、可愛らしい顔をしているし、なんやかんやで孤児になった背景などあるのだが、なんだか印象が薄い。
また、変身後、真っ当な大人との絡みもないため、「中身は子供」という一番アピールポイントが表現できていない。
クロスオーバー作品で、他のヒーローとの絡みを見れたら、楽しくなりそうな気がする。
没入感:8/10点
映像はそこそこ迫力があるが、中身は子供なので、バチバチの殴り合いとかは、あまり見れない。
逃げ回ってばかりな印象
せっかく手から雷が出せたりするんだから、その辺りを活かした戦いも見てみたかった。
ギャグシーンはクスッと笑える感じで好き。
感動:6/10点
臭っい展開だし、非常にありきたりな演出なのだが、ちょっと感動してしまった。
悔しい。
渋いおじさん:8/10点
敵役のマークストロング。すごく好き。
インテリジェンスなビシッとした役でしか見たことなかったので、
こんな良い意味でちょっとアホな役もしているんだと感心した。
美女:4/10点
あえて言うなら、里親のお母さんがちょっぴりエロい。
ちょっぴりね。
あとあじ:9/10点
敵から逃げる場面が多々あるのだか、ちゃんと撤退できていて偉いな、と思っていたのでラストの「もう僕は逃げない」みたいなセリフにピンとこなかった。
里親から度々脱走していたことも、母親が存命であることを考えれば、真っ当だと思う。
繰り返し観たいか:4/10点
割と楽しかったんだけど1度で十分かな。
amazon評価:8/10点(☆の数×2を四捨五入)
合計59点。
ネタバレ含む感想。見視聴の方はご注意ください。
最後、兄弟全員で戦う設定が好みじゃあなかった。
誰がどれなのかも判断つかん。
そしてもう一つ腑に落ちないのは、いじめっ子2人の処遇。
もっとひどい目にあって、スカッとするシーンを期待した。
アクアマンを見た時も感じたけれど、マーベルの映画と比べると、大分、対象年齢が低く感じる。
2021年5月21日の時点でプライムビデオで視聴可能です。