フィクションの宴

プライムビデオで視聴可能な映画を中心に、評価・紹介していきます。最下部にのみネタバレを含む感想を記載しています。

【偏見的評価で66点】映画:特捜部Q カルテ番号64

「神に見捨てられ」

「政府に裏切られても」

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監督:クリストファー・ボー

公開:2018年10月

 

役名ー役者

カール・マーク(ニコライ・リー・カース)

特捜部Q所属の警部補。

同僚が担当していた事件を、「バカなあいつには解決不可能だ」と勝手に横取りし、捜査を進める。

基本的な人付き合いが全くできない。

 

アサド(ファレス・ファレス)

カールと共に捜査を担当していたが、1週間後に部署異動するよう辞令が出ている。

カールの性格に嫌気が差している。

 

点数:66点

映画の出来の良さを評価するものではなく、あくまで筆者の好みかどうかの指標。

あしからず。

ストーリー:9/10点

感情移入:12/20点

没入感:9/10点

感動:3/10点

渋いおじさん:7/10点

美女:3/10点

あとあじ:7/10点

繰り返し観たいか:7/10点

amazon評価:9/10点(☆の数×2を四捨五入)

 

以下、評価項目ごとの解説。
ネタバレ無しです。

ストーリー:9/10点

アパートの壁を壊すと、テーブルを囲んだミイラが3体見つかり、皆、苦悶の表情を浮かべている。

テーブルには保存処理された遺体の生殖器が並べられており、容疑者の強い恨みが読み取れる。

そして被害者達は皆、とある”非行少女の収容所”の関係者であることが調査で判明する。

 

ダサいタイトルとデンマーク映画であることが重なって、視聴をためらう人も出るかもしれないが、というか私がそうだったのだが、面白かったので非常におすすめ。

シリーズものであるらしく、そうとは知らずに視聴したが、全く問題なかった。

 

感情移入:12/20点

横柄なカールに全く共感できず、振り回されるアサドにひたすら同情する。

カールのような人間を公務員に採用したのが間違い。

 

没入感:9/10点

残虐な事件と、明らかになっていく収容所に関する壮絶な過去。

デンマーク映画をほとんど観たこと無いのだが、安っぽさを感じる部分は全くなく感心。

 

感動:3/10点

カールの心境の変化にいまいち着いて行けなかった。

もう少し感情の機微が読み取れるエピソードが欲しい。

 

渋いおじさん:7/10点

ニコライ・リー・カース 。

不愛想な男の演出で、口が空きっぱなしであるため、あほ面だが、頭脳明晰というギャップ。

ファレス・ファレス。

たまに映画で見かけるけどすごく格好良い。

 

美女:3/10点

いまいち

 

あとあじ:7/10点

 過去、移民者や精神障碍者に対して強制的に行われていた事の史実を突き付けられる。

日本でも同様の処置は行われていたらしい。

 

繰り返し観たいか:7/10点

前作が非常に気になるのだが、現在プライムビデオの見放題には選ばれていない。

レンタルするしかないか。

 

amazon評価:9/10点(☆の数×2を四捨五入)

 

合計66点。

 

2021年3月18日の時点でプライムビデオで視聴可能です。

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