フィクションの宴

プライムビデオで視聴可能な映画を中心に、評価・紹介していきます。最下部にのみネタバレを含む感想を記載しています。

【偏見的評価で72点】映画:ブラッド・スローン

「生まれたばかりの時はみんな天使だ」

「だがここでは戦士か犠牲者になる」

「その中間は存在しない」

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監督:リック・ローマン・ウォー

日本公開:2017年9月

 

役名ー役者

ジェイコブ・ハーロン(ニコライ・コスター=ワルドー

飲酒運転による交通事故で友人を死亡させたことから刑務所生活が始まるが、所内で生き残るため仕方なく罪を重ね、ギャングとの関係を断てなくなっていく。

金融関係の仕事をしていたため"マネー"の通称で呼ばれる。

 

ケイト・ハーロン(レイク・ベル)

ジェイコブの妻。

 

フランク(ジョン・バーンサル

通称"ショットガン"

刑務所内でジェイコブと同じ派閥にいた男性。

出所後はジェイコブと共に銃を売りさばく仕事を任される。

 

点数:72点

映画の出来の良さを評価するものではなく、あくまで筆者の好みかどうかの指標。

あしからず。

設定:7/10点

展開:7/10点

没入感:7/10点

感動:5/10点

渋いおじさん:9/10点

美女:7/10点

あとあじ:15/20点

繰り返し観たいか:7/10点

amazon評価:8/10点(☆の数×2を四捨五入)

 

以下、評価項目ごとの解説。
ネタバレ無しです。

設定:7/10点

家族と幸せに暮らす普通の会社員だが、事件をきっかけにギャングの世界に引きずり込まれていく。

刑務所内で地位を確立していくまでと、出所後と、2つの時系列が交互に展開される。

 

展開:7/10点

自分の身を守るためにギャングの一派に所属することになったジェイコブは、やむを得ず手を汚し、ギャング内での地位を確立していく。

清潔感のあるビジネスマンの容貌が務所生活で少しずつ変わっていくのだが、家族を想う優しさを胸に秘めていることが表情などから読み取れる。

名演。

だから、パッケージの”全員凶悪”の広告文は若干の語弊があると思う。

 

没入感:7/10点

2時間の上映時間があり、描写している期間も10年近くになるが、退屈さは感じない。

長い時間を扱うことで、ドラマのトゥルー・ディテクティブみたいに重厚感を感じられた。

 

感動:5/10点

息子から刑務所に届く手紙。

定番。

 

渋いおじさん:9/10点

ニコライ・コスター=ワルドー

どうしてもゲーム・オブ・スローンズの印象が抜けない。

この映画の没入感は彼の名演による貢献が大きいと思う。

あまりこの人の作品を見たことがないのだけれど、本当に格好良くて、演技力も高い人だと思う。

 

美女:7/10点

レイク・ベル 。

すごく綺麗な人だけれど、出演時間は長くない。

 

あとあじ:15/20点

心に残るラストだった。

家族と幸せに暮らしていた頃の主人公に思いをはせると、胸が締め付けられる。

 

繰り返し観たいか:7/10点

また見返してみたい。

 

amazon評価:8/10点(☆の数×2を四捨五入)

 

合計72点。

 

2021年2月26日の時点でプライムビデオで視聴可能です。

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