フィクションの宴

プライムビデオで視聴可能な映画を中心に、評価・紹介していきます。最下部にのみネタバレを含む感想を記載しています。

【偏見的評価で55点】映画:プリデスティネーション

「お前の人生を壊した男を差し出すと言ったら?」

「お咎めなしだとしたら…」

f:id:unoy06:20210218165928j:plain

監督:マイケル・スピエリッグ

   ピーター・スピエリッグ

日本公開:2015年2月

 

役名ー役者

バーテンダーイーサン・ホーク

バーテンで働くが、実はタイムトラベルを繰り返し未然に事件を防ぐ時空警察官。

酒を飲みに訪れたジョンの身の上話に同情し、彼を破滅に追いやった男性の元にタイムトラベルをする。

 

ジョン/ジェーン(サラ・スヌーク

孤児院で育ったジェーンだが、ある事件をきっかけに男性として生きることを余儀なくされる。

男性になってからはジョンと名乗り、女性であった経験を活かし、雑誌に告白話を投稿し生計を立てている。

 

点数:55点

映画の出来の良さを評価するものではなく、あくまで筆者の好みかどうかの指標です。

あしからず。 

設定:7/10点

展開:6/10点

没入感:6/10点

感動:1/10点

渋いおじさん:6/10点

美女:5/10点

あとあじ:11/20点

繰り返し観たいか:5/10点

amazon評価:8/10点(☆の数×2を四捨五入)

 

以下、評価項目ごとの解説。
ネタバレ無しです。

設定:7/10点

視聴後に知ったのだが、ロバート・A・ハインライン 原作。

ハインラインの小説は大好きで、割と読んでいるつもりだったんだけれど、この作品は読んでいなかった。

アマゾンで買って読んでみようと思う。

弦楽器のケースのような形状の装置を使用してタイムトラベルする。

遡れる年代には限度があり、タイムトラベルを繰り返しすぎると脳に障害が遺る。

時空の歪みを避けるため、当時の人間との接触は極力避ける必要がある。

 

展開:6/10点

映画の半分の時間はジョンの身の上話。

タイムトラベルの正当性を示すためには必要かもしれないが、本題ではないだろう。

と、思いながら見ていたが、中盤から急展開する。

とはいうものの予想を超えるものではないし、タイムトラベルを扱う映画にしては派手さに欠ける。

映画のパッケージではイーサン・ホークが銃を手にもって佇んでいるが、銃撃戦はほとんど無く、それは主題ではない。

 

没入感:6/10点

女性のジェーンが男性として生きるまでの身の上話は奇想天外であり、興味深かった。

しかし、感情面で共感できない点があり、感情移入は難しい。

ジョンとジェーンが出会うシーンは普通、こうはならないだろう。

小説版だと納得がいく説明がされているんだろうか。

 

感動:1/10点

同情はするが感動はしない。

 

渋いおじさん:6/10点

イーサン・ホーク

聞き馴染みのある名前だが、この人が主演の映画は初めて見たかもしれない。

彼の感情が揺さぶられるシーンが少なく、演技力などは判断に困る。

 

美女:5/10点

サラ・スヌーク

タイプでは無い。

 

あとあじ:11/20点

良くできた結末で、流石はハインライン

と称賛したい。

しかし、映像化したことが原因なのか、割と展開が分かってしまった感がある。

後味は普通。

 

繰り返し観たいか:5/10点

嫌いではないけれど、おすすめするほどでも無いか。

 

amazon評価:8/10点(☆の数×2を四捨五入)

 

合計55点。

 

2021年2月19日の時点でプライムビデオで視聴可能です。

無料でプライムビデオを試してみる


プリデスティネーション [DVD]


プリデスティネーション [Blu-ray]