【偏見的評価で55点】映画:プリデスティネーション
「お前の人生を壊した男を差し出すと言ったら?」
「お咎めなしだとしたら…」
監督:マイケル・スピエリッグ
日本公開:2015年2月
バーテンで働くが、実はタイムトラベルを繰り返し未然に事件を防ぐ時空警察官。
酒を飲みに訪れたジョンの身の上話に同情し、彼を破滅に追いやった男性の元にタイムトラベルをする。
ジョン/ジェーン(サラ・スヌーク)
孤児院で育ったジェーンだが、ある事件をきっかけに男性として生きることを余儀なくされる。
男性になってからはジョンと名乗り、女性であった経験を活かし、雑誌に告白話を投稿し生計を立てている。
映画の出来の良さを評価するものではなく、あくまで筆者の好みかどうかの指標です。
あしからず。
設定:7/10点
展開:6/10点
没入感:6/10点
感動:1/10点
渋いおじさん:6/10点
美女:5/10点
あとあじ:11/20点
繰り返し観たいか:5/10点
amazon評価:8/10点(☆の数×2を四捨五入)
ネタバレ無しです。
設定:7/10点
視聴後に知ったのだが、ロバート・A・ハインライン 原作。
ハインラインの小説は大好きで、割と読んでいるつもりだったんだけれど、この作品は読んでいなかった。
アマゾンで買って読んでみようと思う。
弦楽器のケースのような形状の装置を使用してタイムトラベルする。
遡れる年代には限度があり、タイムトラベルを繰り返しすぎると脳に障害が遺る。
時空の歪みを避けるため、当時の人間との接触は極力避ける必要がある。
展開:6/10点
映画の半分の時間はジョンの身の上話。
タイムトラベルの正当性を示すためには必要かもしれないが、本題ではないだろう。
と、思いながら見ていたが、中盤から急展開する。
とはいうものの予想を超えるものではないし、タイムトラベルを扱う映画にしては派手さに欠ける。
映画のパッケージではイーサン・ホークが銃を手にもって佇んでいるが、銃撃戦はほとんど無く、それは主題ではない。
没入感:6/10点
女性のジェーンが男性として生きるまでの身の上話は奇想天外であり、興味深かった。
しかし、感情面で共感できない点があり、感情移入は難しい。
ジョンとジェーンが出会うシーンは普通、こうはならないだろう。
小説版だと納得がいく説明がされているんだろうか。
感動:1/10点
同情はするが感動はしない。
渋いおじさん:6/10点
聞き馴染みのある名前だが、この人が主演の映画は初めて見たかもしれない。
彼の感情が揺さぶられるシーンが少なく、演技力などは判断に困る。
美女:5/10点
タイプでは無い。
あとあじ:11/20点
良くできた結末で、流石はハインライン。
と称賛したい。
しかし、映像化したことが原因なのか、割と展開が分かってしまった感がある。
後味は普通。
繰り返し観たいか:5/10点
嫌いではないけれど、おすすめするほどでも無いか。
amazon評価:8/10点(☆の数×2を四捨五入)
合計55点。
2021年2月19日の時点でプライムビデオで視聴可能です。