【偏見的評価で87点】映画:ワンダー 君は太陽
”正しいこと 親切なこと”
"選ぶなら”
”親切なことことを”
日本公開:2018年6月
オーガスト"オギー"・プルマン(ジェイコブ・トレンブレイ)
「僕は生まれて27回手術した」
「呼吸が楽になって目や耳もよくなって」
「見た目もマシになった」
「“普通”とは言えないけどね」
自宅学習を続けていたが、中等部の初日から学校に通うことになる。
オギーの父親。
「孤立してもお前は一人じゃない」
イザベル・プルマン(ジュリア・フィオナ・ロバーツ)
オギーの母親。
「愛してる」
オリヴィア"ヴィア"・プルマン(イザベラ・ヴィドヴィッチ)
オギーの姉。
「オギーは太陽で」
「ママとパパと私はその周りの惑星」
「でも弟は大好き」
「この太陽系にも慣れたわ」
ヴィアの友人。
「ヴィアのうちは地球みたい」
「息子(サン)の周りを回ってるから」
ジャック・ウィル(ノア・ジュープ)
オギーのクラスメイト。
「いろいろあって」
「沼のカメみたいな食べ方なんだ」
「マジかよ 僕もだ」
「顔にツナが」
「キモいだろ」
「僕が手本を見せる」
「オギー負けたよ」
ヴィアが入部した演劇部の同級生。
「残念だ僕は演劇オタク」
「また会おう」
「舞台以外で」
映画の出来の良さを評価するものではなく、あくまで筆者の好みかどうかの指標。
あしからず。
設定:7/10点
展開:9/10点
没入感:8/10点
感動:10/10点
渋いおじさん:7/10点
美女:9/10点
あとあじ:20/20点
繰り返し観たいか:8/10点
amazon評価:9/10点(☆の数×2を四捨五入)
ネタバレ無しです。
設定:7/10点
両親が同じ遺伝子を持っていたことが原因で、生まれつき障害を持っていたオギー。
手術を繰り返したことで、日常生活は遅れるようになったが、顔には皆が目を背けたくなるような手術の跡が残った。
彼が学校に入学してからの日々を描く。
こういう、明らかに泣かせにきてる設定の映画は、あまり積極的には観ないのだけれど、観て良かった。
子役や、学生役の人たちの演技が上手。
嘘臭さというか、胡散臭さというか、そういうのが無くて純粋だった。
展開:9/10点
親子愛、姉弟愛、友情、恋愛。
全部詰め込んで、きちんと消化した。
2時間足らずの中で。
素晴らしい。
校長先生も、担任の先生も皆良い人で、
胸が温かくなる。
没入感:8/10点
オギーを中心に、ヴィア、ジャック、ミランダと視点を変えながら物語が進む。
この方法のおかげで、各登場人物に感情移入できたし、不要なシーンの省略にも役立っていたと思う。
感動:10/10点
「イヤな1日?」
「みんなに避けられて」
「ペスト菌扱いをされたことある?」
「ヴィアの“イヤな1日”と一緒にしないで」
クラスメイトからいじめられて、
「どうして僕は醜いの?」
と聞くオギー。
しかし、物語序盤。
オギーが友達を連れて学校から帰ってきた。
これだけで泣いてしまった。
会社の昼休みに見ていたので困った。
以降の展開も泣かせてくれる。
昼休みに観てるのに。
渋いおじさん:7/10点
ちょっとダメな部分というか、子供と対等な目線を持っていて、なおかつ、ちゃんとオギーを支えてあげていて、私が思う理想のパパ。
オギーが明るい性格でいられたのは彼の貢献が大きいのではないかと思う。
こうありたい。
美女:9/10点
ジュリア・フィオナ・ロバーツ
良い母親。順当に高評価だが、私としてはネートに軍配。
イザベラ・ヴィドヴィッチ
特段美人というわけでは無い。
だけど一番魅力的だったんじゃあなかろうか。
子供ながらの不満を抱えながらも、つらい出来事があった時でも、決してオギーを見捨てない。
ダニエル・ローズ・ラッセル
美人。
あとあじ:20/20点
流石に、この手の映画でバッドエンドにするような鬼畜な脚本は書かないだろう。とは予想できる。
だけど、いじめの描写とか、胸が苦しくなったので、本当にこのラストで良かった。
ラストを盛り上げる締めくくりは難しいだろうと思ったけど、綺麗なラストだった。
繰り返し観たいか:8/10点
家族で観るべき映画。
歴代No.1。
amazon評価:9/10点(☆の数×2を四捨五入)</p>
あと0.1点高ければ10点になってた。
歴代最高得点だと思う。
合計87点。
SF映画好きな私としては、もう少し点数を下げて他の作品とのバランスを取りたかったのだけれど、
この採点基準だとこれ以上減点できなかった。
という複雑な内情を吐露しておく。
本当に欠点の無い映画だった。
2021年2月8日の時点でプライムビデオで視聴可能です。