フィクションの宴

プライムビデオで視聴可能な映画を中心に、評価・紹介していきます。最下部にのみネタバレを含む感想を記載しています。

【偏見的評価で70点】映画:はじまりのうた

「分かった」

「いや、分かってない」

「数年不運が続いて世間は彼の価値を忘れ」

「リスペクトが消えた・・・」

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監督:ジョン・カーニー

日本公開:2015年2月

 

役名ー役者

グレタ(キーラ・ナイトレイ

友人から無理やりライブステージに立たされるが、全くウケず、お客さんはお喋りを始める。

失意を浮かべるグレタだが、一人の男性だけは立ち上がり、拍手を送ってくれた。

 

ダン(マーク・ラファロ

音楽プロデュース会社の創設者。

なのだが、会社をクビになり、酒に溺れる。

そんな中、ライブ会場でグレタの歌を聴き、彼女の才能に惹かれていく。

 

点数:70点

映画の出来の良さを評価するものではなく、あくまで筆者の好みかどうかの指標。
あしからず。

設定:5/10点

展開:7/10点

没入感:6/10点

感動:5/10点

渋いおじさん:7/10点

美女:7/10点

あとあじ:18/20点

繰り返し観たいか:6/10点

amazon評価:9/10点(☆の数×2を四捨五入)

 

以下、評価項目ごとの解説。
ネタバレ無しです。

設定:5/10点

冒頭、流れるBGMや、車からCDを投げ出すシーンが安っぽく感じて心配だったが、印象はそれほど変わらなかった。

マーク・ラファロの”業界人”の演技が芝居臭いと感じた。

キーラ・ナイトレイの歌も特別上手だとは感じないので若干の違和感を感じる。

歌詞とは裏腹に曲調も今風な軽い感じで、あまり耳に残らなかったのも残念。

このあたりはラ・ラ・ランドを見習ってほしい。

序盤、時系列が行ったり来たりしたのに、全く混乱しなかったのは、上手だと思った。

ヘイリー・スタインフェルド、”マルーン5”ボーカルのアダム・レヴィーンなど、本物のアーティストが登場する。

曲調があまりピンとこなかったのは、単純に私がマルーン5にそれほど興味がないだけかもしれない。

 

展開:7/10点

売れないアーティストと無一文のプロデューサー。

デモテープを作成するお金が無いので、野外のゲリラライブを録音する。

暇な演奏者たちが集まり、一つのバンドが出来上がっていく。

音楽の良さや楽しさが伝わってくる、良い演出だった。

 

没入感:6/10点

多くの場面で音楽が流れているので、それなりに注目はする。

が、展開はおおよそ予想がつくし、続きが気になる!という感じでも無い。

 

感動:5/10点

バックグラウンドが、彼氏に振られたとか、妻が浮気したとか、

まあまあ良くある設定なので、感動もそれなり。

 

渋いおじさん:7/10点

マーク・ラファロ 。

好きな役者さんではあるのだけれど、

先述した通り、芝居がかっていてあまり好みではなかった。

 

美女:7/10点

キーラ・ナイトレイ

綺麗な女優さんだけれど、

いまいち感情移入できなかった。

何か強い意志を持って音楽活動をしている感じでもないし、グレタ自身も別に売れなくても良いや、という感じなので、応援のし甲斐が無いのが原因だろうか。

 

あとあじ:18/20点

後味はまあまあ良い。

が順当なエンド。

もう少し盛り上がりが欲しかったかな。

 

繰り返し観たいか:6/10点

まあまあ面白かったし、割とさっぱりしているので見やすいが、特別心に残るものもない。

 

amazon評価:9/10点(☆の数×2を四捨五入)

 

合計70点。

 

題材も良くて、結構期待して視聴したので、悪い点ばかりに目がいってしまった感がある。

決して面白くなかったわけではない。

 

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