【偏見的評価で50点】映画:エクス・マキナ
「考える機械を作るとは人間じゃなく神だ」
監督:アレックス・ガーランド
公開:2016年6月
アンドロイド。
美人。
ネイサン・ベイトマン(オスカー・アイザック)
有名な検索エンジン「ブルーブック」の開発者。
胡散臭い版スティーブ・ジョブズ。
ケイレブ・スミス(ドーナル・グリーソン)
ネイサンの運営する会社で働くプログラマ。
一応主人公。
キョウコ(ソノヤ・ミズノ)
ネイサンの研究施設で働く給仕係。
全く会話せず無表情、英語も理解しない。
抽選に当たったケイレブはネイサンの自宅を訪れる。
が、実際には研究施設であり、ケイレブはAIの実験を頼まれる。
そして、そこに現れたのは人間と見間違うような美女エヴァだった。
映画の出来の良さを評価するものではなく、あくまで筆者の好みかどうかの指標。
あしからず。
ストーリー:6/10点
感情移入・没入感:11/20点
感動:0/10点
渋いおじさん:4/10点
美女:7/10点
あとあじ:12/20点
繰り返し観たいか:3/10点
amazon評価:7/10点(☆の数×2を四捨五入)
ネタバレ無しです。
ストーリー:6/10点
検索エンジン「ブルーブック」によって無断で集められた情報を集約し、制作されたエヴァ。
彼女が人間と区別できないほどの知能を持っているか検証するのがネイサンの目的。
ロボット3原則
1条「ロボットは人間に危害を加えてはならない」
2条「ロボットは人間に従わなければならない」
3条「1,2条に反する恐れのない限り、ロボットは自己を守らなければならない。」
ネイサンはこれらをプログラムしていないらしい。
やっぱりアシモフは偉大だということがよく分かる。
迂闊なネイサン。
ほとんどがケイレブがエヴァを検証するシーン。
保護ガラスに入ったヒビや、繰り返し発生する停電など、
不穏な空気が漂いながら進行する。
次第にケイレブとエヴァは恋心を抱くようになり・・・
感情移入・没入感:11/20点
結末が読めず、展開が気になった。
ただ、登場人物には感情移入できなかった。
性格、背景など描かれておらず、感情の起伏もはっきりしないため、どのような人たちなのか伝わらなかった。
アンドロイドであるエヴァの方が、まだ意思を感じた。
感動:0/10点
演技もストーリーもCGも突出したものはない。
突然キレキレのダンスを踊りだすキョウコには少し笑った。
渋いおじさん:4/10点
なんとも胡散臭さの漂う、絶妙な演技。
美女:7/10点
アンドロイド坊主姿でも分かる端麗さ。
中盤からはウィッグを着ける。
セクシーシーンもあるよ。
あとあじ:12/20点
いっそのこと、エヴァがケイレブを殺してしまう、
くらいのほうが印象に残る映画になったんじゃあないかと思う。
全体を通して印象が薄く、感情の起伏なく映画を観終わった。
繰り返し観たいか:3/10点
1度観れば十分
amazon評価:7/10点(☆の数×2を四捨五入)
合計50点。
この手の映画にしてはメッセージ性を感じなかった。
ハッピーエンドかバットエンドか
もう少し振り切ってほしかった。
2021/1/18時点でプライムビデオで視聴可能です。