フィクションの宴

プライムビデオで視聴可能な映画を中心に、評価・紹介していきます。最下部にのみネタバレを含む感想を記載しています。

【偏見的評価で90点】SF映画:インターステラー

「これ 聞いてないんだろ?」

「俺の声はすべて」

「宇宙の暗闇を漂ってる」

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監督:クリストファー・ノーラン

公開日:2014年11月

 

役名ー役者

ジョセフ・クーパー(マシュー・マコノヒー

アメリア・ブランド( アン・ハサウェイ

マーフィー・クーパー(ジェシカ・チャステイン

トム・クーパー( ケイシー・アフレック

ジョン・ブランド教授( マイケル・ケイン

 

あらすじ

近未来、地球は異常気象により、人類滅亡の危機に陥っていた。

クーパーは人類移住の星を探すため宇宙船に搭乗する。

 

点数:90点

映画の出来の良さを評価するものではなく、あくまで筆者の好みかどうかの指標。あしからず。

ストーリー:9/10点

感情移入:20/20点

没入感:9/10点

感動:10/10点

渋いおじさん:10/10点

美女:8/10点

あとあじ:8/10点

繰り返し観たいか:8/10点

amazon評価:8/10点(☆の数×2を四捨五入)

 

以下、評価項目ごとの解説。
ネタバレ無しです。 

ストーリー:8/10点

荒廃した地球。

野球してても砂嵐で中断しちゃう。

人類移住の計画が秘密裏に進行中。

何者かによって作られたワームホールが宇宙に存在しており、

「移住が期待できる星を見つけた」と

シグナルを送ってきている者もいる。

クーパーはそのシグナルを追って宇宙へ旅立つことになる。

このままだと人類は滅亡してしまう。当然子供たちも死んでしまう。

かといって宇宙へ行けば、子供たちの成長は見られないし、もしかすると生きて帰れない、子供たちと一生会えないかもしれない。

最初は抵抗するクーパーだが、やむを得ず出発する。

旅を続ける内に、地球上では宇宙の何倍もの時間が経過しており、子供たちはクーパーの生還をあきらめてしまう。

 

感情移入:20/20点

SF映画だけれど、設定うんぬんとか、CGうんぬんよりも、親子間の感情の変遷こそ、この映画の醍醐味。

子供を含めた人類を救うために旅に出て、

少しでも早く子供と再会するために奮闘するクーパー。

私なら宇宙へは行かない。絶対に。誰がなんと言おうと。

人類が滅亡しようが知ったこっちゃない。

家族との生活以上に大切なものなど、この世に存在しない。

あなたの一番大切な人を思い浮かべながら見てほしい。 

 

没入感:9/10点

2時間半くらいの映画だけれど、

視聴後には他人の人生を一通り追体験したかのような感覚を味わった。

決して冗長な訳ではなく、凝縮した人生を観させられた感じ。

 

感動:10/10点

「これ 聞いてないんだろ?」

「俺の声はすべて」

「宇宙の暗闇を漂ってる」

息子・トムからのビデオレター。

こんなん泣かないわけない。

私自身も小さい子供がいるので、胸が苦しくなった。

上のセリフを抜き出すためにここだけ再度視聴したけど、目が潤んでる。

この映画が伝えたいあれこれは、このシーンに詰まってると思う。 

 

渋いおじさん:10/10点

マシュー・マコノヒー

この人よりかっこいい人を私は知らない。

最高。

 

美女:8/10点

アン・ハサウェイ

日本のCMにも出演しているので、知っている人は多いと思う。

 

あとあじ:8/10点

後味は悪くない。けれど、

個人的には子供の成長に寄り添えなかったことが辛い。

 

繰り返し観たいか:8/10点

時間を置いて再度観たい。

だけど、たぶん泣いちゃうから家族とは観れないかも。

 

amazon評価:9/10点(☆の数×2を四捨五入)

 

合計90点。

 

インターステラーで調べてみると検索補助で”続編”とかって出てきたから調べてみたのだけれど、そんな話は全く進んでいないらしい。安心。

個人的にも絶対作らないでほしい。

 

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