【偏見的評価で83点】SF映画:マトリックス
「君が吸っているのは酸素か?」
監督
ラリー・ウォシャウスキー
アンディ・ウォシャウスキー
日本公開 1999年9月
ネオ(キアヌ・リーブス)
モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)
トリニティー(キャリー=アン・モス)
人間と機械の立場が逆転してしまった、未来の話。
人間は培養液の中で仮想空間を見させられていて、機械にエネルギーを送るための道具として飼育されている。
違和感を感じながら仮想空間で生活している主人公はある日、男に真実を告げられ、2色のカプセルを渡される。
「青を飲めばいつも通りのベッドへ」
「赤を飲めば不思議の国の正体をのぞかせてやろう」
映画の出来の良さを評価するものではなく、あくまで筆者の好みかどうかの指標。
あしからず。
ストーリー:9/10点
感情移入:13/20点
没入感:9/10点
感動:7/10点
渋いおじさん:9/10点
美女:9/10点
あとあじ:8/10点
繰り返し観たいか:10/10点
amazon評価:9/10点(☆の数×2を四捨五入)
ネタバレ無しです。
ストーリー:9/10点
登場人物は大雑把に分類して5つ。
①仮想空間を作った機械
②仮想空間と気づいた人たち(主人公)→現実世界へ
③現実世界で産まれた人たち
④仮想空間内で作られた人たち(プログラム)
⑤仮想空間と気づかずに生活している人たち
作中に登場するエージェントと呼ばれる人たちは、④に含まれる存在で、プログラム外の行動をする主人公達を排除しようとする。
(仮想空間だと気づいた人たちは、それ故に物理法則を無視した動きが可能)
どこかのサイトで、エージェントのことを「ウイルス対策ソフトみたいな役割」と言ってたけど分かりやすいと思う。
感情移入13/20点
20年30年仮想現実で暮らしてて、ある時不意に黒人のおじさん(モーフィアス)が手渡してきたカプセルをためらいなく飲み込むネオ。
その世界で友達なり、恋人なりもいるだろうし、主人公なんて大手ソフトウェアメーカー勤務なんだから、それなりの大学も出てるはずなのに。
それで、いざ現実世界へダイブしたら、娯楽もなけりゃ、食事はなんかドロドロの物体。
もうちょっと下調べしてからモーフィアスに付いて行けよ。
ネオに最初に接触したのがトリニティーだったことが重要だと思う。
ネオを救世主と信じて疑わないモーフィアス。
預言者から「救世主ではない」と告げられたネオ。
次第に自分を信じ始めるネオと、どや顔のモーフィアス。
燃える。
没入感:9/10点
男の子は皆、ネオの弾除けポーズ(イナバウアー)を真似したはず。
カンフーポーズもつい真似しちゃう。
手のひらをクイクッイとするやつとか。(伝わるかな?)
感動:7/10点
物心ついて初めて見たSF映画。
CG技術や派手なアクションに感動した。
思い出補正もあると思う。
渋いおじさん:9/10点
序盤、道場でネオと組み手をするシーンが大好き。
「I know kung Fu 」
「君が吸っているのは酸素か?」
美女:9/10点
彼女に誘惑されたらネオも現実正解へGoしちゃう。
あとあじ:8/10点
機械との決着はついていないので、後編を匂わせる終わり方。
繰り返し観たいか:10/10点
5回は見た。
モーフィアスとの組手シーンだけなら10回くらい見た。
amazon評価:9/10点(☆の数×2を四捨五入)
合計83点。